マーケティングから渡したリストの90%が放置されていたメーカー、営業が積極的にフォローするMQLの創り方
業種
ソフトウェアメーカーT社
規模
売上高200億円
導入効果
- STPを設定し営業がアプローチしたい企業からのみMQLとして渡した結果、フォロー率が80%に向上
- 部署間で言葉の定義が揃い、営業がマーケティングの重要性を理解したことでMQLからの案件化率が33%に向上
解決
営業視点でマーケティングを考える、すると案件にも貢献
解決のヒントを探すため、Webで見つけた「営業とマーケティングの溝」をテーマにしたセミナーに参加しました。セミナーでは自社と同じような課題を抱えていた企業の事例が紹介されていました。まさに自分たちが直面していることだと共感したA氏は、主催社であるシンフォニーマーケティングの営業担当者に相談してみることにしました。すると営業からは「MQLの多くが営業にフォローされないという問題は、現在御社が実施している営業案件を創出する『デマンドジェネレーション』に取り組む企業が必ず直面するものです」という話がありました。
そしてこの問題を解決するために営業が追いたくなるターゲットを正しく選定する必要があると説明を受けました。豊富な導入事例が決め手となり、現在の課題を解決できると確信したA氏はサービスを採用することに決めました。
シンフォニーマーケティングのコンサルティングメンバーとの5回のディスカッションを経て選定したターゲットに合わせたコラムや事例を新たに制作し、コミュニケーションを開始しました。
以前と比較するとスコアリングの対象が減ったため、MQLの件数も30件になりました。A氏は不安になりましたが、1週間後にフォロー状況を確認したところ、なんと全て営業がフォローしていました。自らアプローチしたいと選んだターゲットのため、当然といえば当然ですが、あまりの変化に驚くA氏。しかも、営業からは「結構案件が出たよ!次回も頼むよ」と嬉しい言葉が。
「営業からフィードバックをもらい集計してみると、案件化率33%で10件の案件に貢献できたことが分かりました。いい報告ができそうです」とA氏。
営業とマーケティングの連携が強化され、今後は他のソリューションにも展開していく計画を進めているそうです。