突然の辞令で新市場開拓がミッションに 未経験からマーケティング視点を身に着けた学習法

マーケティング偏差値

会社データ

業種

製造業(素材)

従業員数

3,000

マーケティング
取組年次

0

研修サマリー

受講対象

プロダクトマーケティング営業

受講人数

14

実現
したかったこと

  • 新市場(成長市場)への参入

研修実施前 課題

これまで新卒で入社以来、20年近く製品開発に携わってきた研究開発部課長のA氏。ある日辞令で新規事業部への異動が決まりました。新規事業部は、成長市場への参入を目的に新設された部門で、新製品の開発から新市場の開拓まで幅広い領域を担当します。 当時の事を振り返りながら、A氏は語ります。

「長年、製品開発に携わってきたため、会社のコア技術や製品に詳しい、ということで抜擢されたと当時の上司から聞きました。確かにコア技術や製品については誰よりも知っており自信はありますが、市場については明るくないですし、顧客に会った経験もほとんどないので、新市場を開拓すると言ってもどのようにしたらよいか全くイメージできていませんでした」

手探りの状態ながら、新市場の開拓を始めようとしましたが、どこにニーズがあるか見当が付きません。救いの手を求めて、既存事業の営業に相談してみたものの、なかなか該当する顧客担当者を紹介してもらえず、どのように進めていけばよいのか見いだせずにいました。

課題のポイント

  1. 1

    新市場開拓の担当になったがどこにニーズがあるかわからない

  2. 2

    営業に相談しても対象となる顧客を紹介してもらえない

研修実施後 効果

新製品拡販・新市場開拓の道筋を見出した考え方

A氏は、状況を打開しようと情報収集をしたところ、マーケティングには、「STP」「キャズム理論」といった新製品の拡販や新市場開拓の参考になるフレームワークや理論があることを発見し、書籍やインターネット上の情報を必死に探しました。

「書籍やインターネットの情報は今の自分に必要なものだと思いました。ただ、紹介されている事例がB2Cで自分たちとは畑違いの業界のものでぴんと来なかったり、また、情報をインプットしただけでは、実際に使いこなすことができないと感じました」

そこで、B2Bのマーケティングを体系的に学習する方法を探したA氏はシンフォニーマーケティングのB2Bマーケティング研修を見つけ、営業担当との面談を実施しました。

営業担当に今の状況を話すと、
「今の状況はB2Bマーケティングの基礎知識があると脱却できると思います。その際のポイントは2つあります。1点目は、B2Bマーケティングの理論やフレームワークを実践で利用するという観点での解説が必要なこと、2点目は新しい理論やフレームワークの習得には、インプットで終わらせるのではなく、自社の製品・サービスに当てはめてディスカッションして理解を深めることが大事です。また、新規事業部全員で体系的にB2Bマーケティングを学び、ディスカッションすることで、部内での共通言語化ができて、会議での議論の質が1段階あがります」と提案されました。

その話を聞いて、今の自分たちに必要な要素だと感じたA氏は、社内に提案し、B2Bマーケティング研修を受講することに決めました。研修受講後は、これまで培ったコア技術や製品の知見にマーケティングを学習したことによる“市場”の視座が加わったことで、苦戦していた、新市場開拓の方向性が明確になりました。今では、新規用途の候補が複数出てきて、事業化に向けて市場開拓を推進しつつ、会議では学習したマーケティングの理論やフレームワークを使いながら、効果的な議論を進めています。

研修実施後の効果

  1. 1

    B2Bマーケティングを学んだことで新市場開拓の糸口を見つけることができた

  2. 2

    新規事業部のメンバーでマーケティング視点での議論ができるようになった

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